《ゴースト・イメージ》近藤央希・上田佳奈・かなまる。KG+ PICK UP50 2025.4/25(Fri)~5/5(Mon)
近藤央希・上田佳奈・かなまる。
《ゴースト・イメージ》
Hiroki Kondo, Kana Ueda, kanamaru. Three Artists Exhibition “Ghost Image”
会期|2025年4月25日(金) - 5月5日(月・祝)
休廊|5月1日(木)
OPEN | 12:00-18:00
"ゴースト・イメージ"
無数のデジタルメディアに囲まれ、自己と他者、過去と未来、現実とデジタルが混ざり合う世界。自己意識の輪郭はぼやけ、揺らぎながら変化していく。「自己意識」とはなんだろうか?
イメージ・時間・記憶が重なり合い、絶えず更新される地層のようなものだと考える。イメージは記憶を呼び覚まし、再構築し、時には書き換えていく。時間とともに変容し、蓄積されながらも曖昧に揺らぐ意識。
この変化はどのように共有され、「ゴースト・イメージ」として浮かび上がるのか。
3人の視点が交差するこの場で、その輪郭を探ります。
・・・
本展はプロジェクターを用い、インスタレーションとして展覧いたします。
3名それぞれの ”イメージ” が交錯し 我々が捉えている図像とは何か、その在り様を問いかけます。この機会にぜひご高覧ください。
近藤央希
《physis-STUDY 》
映像 6分20秒
2024
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近藤央希 HIroki Kondo
1987年大阪生まれ、大阪を拠点に活動。
大阪芸術大学デザイン科卒
写真・映像・デザインを横断しながら
「見ること・見えること」を視覚表現を通して探る。
本展キュレーションを担当。
上田佳奈
《#illusion #幻影 #twofortwo 》
390x320mm
2022
鏡にシルクスクリーン
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上田佳奈 Kana Ueda
兵庫生まれ、京都を拠点に活動。
ロンドン芸術大学Central Saint Martinsでファッションデザインを、
大阪芸術大学附属大阪美術専門学校で版画を学ぶ。
版画、写真、映像など、何らかの媒介を伴う技法を用いて、
日々の些細な事象や痕跡を「うつし取る」ことで、
鑑賞者の想像力を喚起し、日常を新たな視点から捉え直す作品の制作を目指している。
近年の主な個展として
「that-is-about-to-appear」(KG+PICKUP、MOGANA、2024)
「ロスト・コネクション」(GALLERY SAOH & TOMOS、2024)
「イメージ・スキーマ」(VOU、2023)
「see in a new light」(hitoto、2023)
主なグループ展として
「HUMANKIND」(Gallery Nomart、2023)
「elective affinities」(AGNÈS B. GALERIE BOUTIQUE、2023)などがある。
かなまる。kanamaru.
《dissolve#02》
2024
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かなまる。 kanamaru.
京都生まれ、京都を拠点に活動。
高校時代に油画を専攻。後に写真表現の世界に魅了され、「描く」から「写す」世界へ移る。
卒業後、美大で主にグラフィックデザインを学ぶ。
現在は、フォトグラファーとデザイナーとして活動。
「写真と絵画の境界」をテーマに制作するなかで、デジタルとアナログを横断し、
表現方法を模索し続けている。
近年では
「KASANARI -Overlap of lives-」(KG+ PICUP20)
個展「みちしるべ」(gallery2122)にて展示。